南極観測船ふじ

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スライドショウの開始
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今日は南極観測船「ふじ」を見学に
1965年から18年もの間、第7次〜第24次南極支援の任務に就いていた「ふじ」
ロマンを乗せたその航海の記録が詰まっています
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前の広場にはある中型雪上車SM50S
今日は中に入れるみたいです
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入ってみたー
頑丈で無骨な造りの内装がいかにもってカンジ
気温-50℃まで使用できる車ですが…あまり快適そうではないですね(^^;
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では早速「ふじ」へ乗り込んでみましょう
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ここが入り口
そういえば前に来た時は閉館時間過ぎてたんですよねー
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入ってすぐに「ふじ」の模型が展示してあります
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乗員の憩いの場、食堂
当時は約100人を収容できて映画の上映もされたそうです
机は床に固定されているのは、南極へ向かう途中の暴風域を通るためだとか
机の縁に物が床に落ちないようにはストッパーもついてます
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調理室の様子が再現されています
みんなの胃袋を満たすため年中忙しい職場です
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南極の石が展示されていました
穴ぼこだらけで奇妙な形をしたこれらの石は南極の激しい風雪にさらされたからなんでしょうね
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怪獣?!
これは約2億年前に南極にいたリストロサウルスだそうです
ペンギンの遠い祖先なのかな?
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こちらは第13士官室
船長以外の幹部…つまり自衛隊の偉い人の部屋です
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第2甲板へ降りてきました
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大きな船ですので医務室もあります
おおよそ5ヶ月にもなる「ふじ」の航海、その乗員約230人の健康をあずかる場所です
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船内に見慣れた回転灯が
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やっぱり床屋さんでした
いつでも身だしなみは大切
もしかするとタイガーカットハウスだったのかもしれません(^^;
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ここは庶務室
タイプライターというのが時代を感じさせます
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娯楽も大切
なんていうゲームなんだろう?
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第12観測隊員室
士官室とほぼ同じようなつくりですね
観測隊員はいわゆる乗客なのです
コーヒー片手にくつろいでいるようです
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こちらは一般乗務員の居住区
105人の大部屋でベッドというか網棚みたい
自衛官さん達はこれで南極まで行ったのかと思うと頭の下がる思いです
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階下のエンジンルームを見ることが出来ます
ディーゼル電気推進式ですね
12000馬力〜
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降りたら上る
階段の途中には観測機器やジャイロコンパスなどイロイロ展示されています
これは第7次隊の日章旗
過酷な航海だったんだろうな
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氷を割りながら進む「ふじ」の大きなパネル
「ふじ」は厚さ80cmもの氷を砕きながら進むことが出来る砕氷艦でした
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南極での野外観測を再現したジオラマ
ペンギンが不思議そうに見てます
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スノーモービルはYAMAHA製
あまり古さを感じさせないデザインですね
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日本初の国産雪上車KC20-3Sぎんれい
しかも南極観測隊の1号車です
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南極の氷と日本の氷が並べて展示されてました
南極の氷は積った雪がその圧力で固まったので普通の氷のように透明ではありません
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南極の生物の標本や解説も展示されています
ペンギン以外にもいろいろ住んでいるようです
テケリ・リって鳴くカモメの噂は…謎のままです
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南極の石に直接触れることも出来ます
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ヘリコプター甲板には輸送用ヘリが展示されています
「宗谷」の経験からヘリによる物資輸送の重要性を認識して「ふじ」は最初からヘリコプターの運用を重視した造りになっています
このシコルスキーS-61Aは第7次隊から第15次隊まで「ふじ」に載せられて、昭和基地などへ物資機材約2000トンを空輸する活躍をしたそうです
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「ふじ」には輸送用ヘリ2機と観測用ヘリ1機の計3機が載せられていました
航海中は毎朝甲板で朝礼や総員体操が行われていたそうです
後ろの格納庫は先ほどのジオラマや雪上車などが展示された南極の博物館になってます
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ここは士官室
幹部乗務員の公室で食堂・応接室・会議室・娯楽室として利用されていたそうです
現在はふじライブラリーとしてDVDや図書の閲覧が出来ます
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船窓から外を覗くと名古屋港水族館が見えます
それはそうと船の窓ってどうして丸いんでしょうね?
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船の中枢部ブリッジに到着
ブリッジとは船を操縦したり、船内各所に指令を出したりするところです
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当時はGPSなんて無かったのでいろいろアナログな機器が並んでいますね
伝声管もあるー
周囲の窓ガラスは凍結防止の熱電式ガラスになっているようです
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操舵輪には滑り止めに革か藤が巻いてあります
ヨーソロ〜♪
後ろの茶色い椅子が艦長の椅子
艦長の椅子は右舷側、副長の椅子は左舷側にあります
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お約束の双眼鏡もありました
おおっ!観覧車のゴンドラ丸見えじゃん!
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荷役用10トンクレーン
「ふじ」の最大の任務は昭和基地への補給ですから貨物の扱いが大切です
クレーンは4つも設置されています
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なんだかこのまま出航してもいいかなって気分
さて、今度はどこへ行こうかな?
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おまけ
イタリア村…残念です


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